MY OWN WAY

華廣みのりの視点から 物事の捉え方、感じ方、考え方などを発信しています。

五感で切り替え、洞察で余裕を生む

梅雨入り間近の関西だけど

今日の雨予報もどんどん時間がずれこみ

夕方現在の空は青と白の半々ぐらいの配色で

湿気の匂いはすれども地面は乾いたまま。

 

今日のように過ごしやすい気温のとき

日中家にいるときは基本窓は開けっぱなしです。

風向きによって

電車のホームアナウンスが聞こえてきたり、

駅前商店街(と呼ぶほど店数はない)の内の

どこかからランチの香りがしてきたり・・

 

没頭していると時間間隔がよくなくなる私にとっては

五感が、日常というか、こっち側(?)に

意識をもどすために重要な役割を担っています。

食べ物の匂いがしたら

お昼ごはんを食べてないことを思い出し、

小学生達の声がきこえたら

一息休憩つこうとか、

やけに室内が明るくなったら(外が暗くなった)

主婦モードに切り替えたり。

 

一般的には、仕事なり家庭なり

色々な事情でもっと制約のある人が多いと思う。

(とくに20代30代の働き盛り世代は)

私は、自分が選んだペースが今はこれ、というだけなので

制約というかルールの多い少ないは

別にどちらでも良いんですが。

 

ただ、自分が望まないルールが増えていくと

常に何か/誰かの都合に合わせて動かないといけない状況になり

「自分の思う通りにできない!」とストレスが溜まるばかり。

 それさえもゲーム感覚でこなしていくことに

達成感を感じる人はそれでよし。

(まったく別の時間場所で自分のためだけのゲームは必要かもだけど)

対して、嫌々ながらも仕方なく動いているという場合は、

とりあえず、今の自分のやれる範囲内で

自分のペースを確保する、切り替えを意識すると

あまり周りの状況に右往左往せずにすんだりします。

 

日本人は協調性の高い人が多いとされていますが、

場の空気をよむことと、自分が周りに合わせることは

別々の能力です。

そして、どちらも上手な人は実は少数なのでは?

 

人や環境へ合わせることの方に意識がいく人は多いけれど、

みんながみんな、周りに合わせたとしたら、

果たしてその場の中心はどこにあるのか?

行き場が定かでないパワーは

同調圧力として全員に重くのしかかる・・

すこし大げさに書いた気がしますが、

基本の流れは日常によくあることでしょう。

例えば、社内の慣例や形骸化したルールなど。

 

残念ながら私は周囲に合わせることが苦手なので

集団の中だと悪目立ちするパターンが多いのですが、

それでも一緒に過ごす人達とはトラブルも起きず

おおむね親切に接してもらえる場合が多かったのは

「空気をよむ方」の能力のおかげでしょう。

 

空気(場)をよむとは、洞察すること。(忖度じゃないよ!)

察する、俯瞰する、流れを感じ取る・・

そういった類の力です。

 

これを磨くと、周りがどんな状況であれ

自分の意思で選択できる余裕がうまれます。

そうして初めて、自分がどうしたいのか?考えるキッカケができる。

 

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五感も洞察力も、自分で使いこなせる力です。

 

なんか色んなことに振り回されてる~と

疲弊したときには、試してみるといいかも